2021-04-25
カテゴリー:ステンレスのこと, 未分類

アルミとステンレスの見た目の識別方法は、

アルミとステンレスの見た目の識別方法は、

アルミは白い色の金属です。

ステンレスは、銀色の金属です。

そもそもアルミとステンレスとはどういった金属かというと、

アルミと略してはいますが、正式にはアルミニウム(Al)といい、

約200年前に製錬方法が発明された新しい金属です。

その原料は「ボーキサイト」という酸化アルミニウムを主成分とした鉱石で、

これを製錬加工してアルミニウムの製品を作っていきます。

アルミの精錬は、火力は使いません。実は、

アルミ製錬の過程で大量の電気を使用するため、

他の金属より発明が遅くなったのです。

鉄や銅のように古くからある金属と比べると、無茶苦茶遅いのです。

だから、古代の人は、ステンレスを使用していませんでした。

ステンレスは、鉄(Fe)を主成分(50%以上)とした、

クロム(Cr)とニッケル(Ni)との合金です。

こちらも1900年代初めに発明された新しい合金で、

ようやく誕生から100年を迎えたところです。

ステンレスはその配合の割合によって色々な種類に分かれており、

代表的なものがクロム18%「SUS430」「SUS410」とニッケル8%の「SUS304」です。

クロムやニッケル以外にも、用途に応じて他の金属を化合することで、

さまざまな性質の合金を作り出すことができます。

316ステンレス

 

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